モバックショウ、田中豊シェフに同行して2月22日丸一日参加いたしました。
モバックショウは食の、特に製菓・製パンの見本市です。
オートメーションでパンを形成したり、焼いたり、包んだりする機械、
パンやケーキを作るのに必要な什器、新製品の粉、
新開発の食材や製菓材料などが5つの会場に整然と並べられ、
新しい経営のあり方や指針などの講演も開かれます。
一日居ても見切れない、飽きない、見本市が展開されているのです。
やはり背広族がいっぱいメモを取ったり名刺交換をしたり、
ブースごとに招かれてその商品を使って美味しいパンやケーキを作るシェフの方々が
お互い情報をやりとりしたりして華やかな賑わいがあります。
ウチのシェフが参加したのはお世話になっているベーカーズプロダクションのブースで、
そこで師匠の現・サマーシュの西川晃功シェフが
豆乳や、乳製品、ドライフルーツ、小麦粉、かんてん、果汁、酢など
多品目のさまざまの食材や材料を使って美味しいパンを焼き上げ、
サンプルとしてブースの観覧席の目の前に山積みにしてあるのでした。
新しいパンが焼き上がる度に即座に切り分けられ、ブースを取り巻く観覧者に
惜しげもなく振る舞われます。
食べて、味わって、それを使って自分のお店の商品にどう取り入れるか、
それがこのブースの主目的です。
ブースでは朝から午後5時頃までパンがずっと焼かれていて、
西川シェフはずっと立ちっぱなしでパンを作る手伝いに来た
国の内外から馳せ参じたお弟子さん達と協力しながら
商品についておもしろおかしく、蘊蓄高くアナウンスします。
本当にタフなシェフだなぁ!とそのパンへの情熱が光るブースでした。
それぞれの参加協力しているパン屋さんが自分のパンを紹介する中、
西川シェフが、彼が作って持ってきたパンも紹介し、
美味しいよ!と激励して下さり、
『彼が、新聞の取材でガレット・デ・ロワをみんなに伝えてくれたんですよ、
パン屋だってこんなのが作れるんだ!って』
西川さんは嬉しそうでした。
時間ギリギリまで色々なパンが焼かれ、試食され、賑やかで
色々勉強になったモバックショウでした。
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